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国語力をつける その5

ハイレベルな問題としてどのようなものを勉強すれば良いのかというお問い合わせにがございました。河合出版から出されてございます「現代文と格闘する」などが良いのではないでしょうか。ただし、かなりの手ごたえがございますよ。
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さて、そのような部類の問題集をやり進めますと、これはかなりのお力がついてまいりますが、残念ながら一朝一夕に、そうはならないのでございますよ。お時間がかかることでございますが、まずはとりあえず一度やり終えていただきたいのでございます。

その上で、次にしていただきたいこと、それは音読をした前段階の問題に再度お戻りいただきたいということでございます。

 人間は物語が好きである。人間が言語を獲得した時から、おそらく神話が生まれたであろう。それとともに人々が語り合った話は、「昔話」や「伝説」として伝えられてきた。その物語によって、人々は過去との結び付きや、その土地との結び付き、人間相互の結び付きを強めることができた。現代の言葉を用いると、ある部族や家族などのアイデンティティのために、物語が役立ってきたと言える。
 物語の特性の中で強調したいのは、「関係付ける」働きであろう。


上にございます文章は、かつて岡山県の高校入試に出題されたものの一部でございます。
       わにまろライト

 最近はなにかにつけて外国の風景に接する機会が多い。海外に旅行して直接景色を眺めることもあれば、カレンダーやポスター、あるいは写真集などで見る機会も、以前とは比較にならぬほど多いのである。たいていの場合、それらは一見して外国の風景だとわかるし、時には説明を見る前に詳しい地名まで指摘できることもそう珍しくはない。
 山紫水明という表現は、日本の自然景観の美しさをたたえる際によく用いられる。

       わにまろレフト

こちらにございます文章は、早稲田大学に出題されたものでございます。いかがでございましょうか?文章の難易度に差があるとは思えないのでございます。大学入試と高校入試の差は問題自体の難易でございまして、出題文にそれほどの差があるとは思えないのでございます。

ハイレベルな問題を解いてまいりますと、問われている部分が深い思考を要する箇所であることがお解りになられてまいります。その段階に達して前段階の問題に戻りますと、読んでいかれる内に「あれ、ここは問題になりそうな部分なのに、何故問われていないのだろうか?」と感じていただけることを発見なさるはずでございます。

そうなれば、もう国語力はついていることになるのでございます。問題点を発見できるお力、これは大切な国語力の一つでございます。ここまで到達いたしますれば、再度、難しい問題にアタックしていただければ更なる国語力がついてまいります。一度終わられました問題集を何度も何度もお解きいただくことによりまして、論理力も増してまいります。国語のお勉強が楽しい、そう思うことができますれば、他の教科にも好影響を及ぼすのでございますよ。
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