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ちょっと参考に

低くなるにはワケがあるの中で、センサが故障すると概ね、燃料噴射時間が必要以上に長くなることでスパークプラグがくすぶるために要求電圧が低くなってしまう、結果的にエンジン不調に陥るということを言いたかったのですが、うまく伝わっているでしょうか。

センサ類が断線あるいは短絡しますと、エンジンコントロールユニット(ECU)にその痕跡を残すセルフダイアグノーシス(自己診断)機能がはたらき、エンジンチェックランプを点灯させます。その仕組みについては、来月九日にサンヒル柏原で開かれる講習会でもお話するつもりでいますが、やっかいなのはセンサに故障があっても、その機能に反応しない場合です。こういった”中途半端にセンサが反応する”故障に対処することを念頭においた、スキャンツールを用いての勉強会も、大阪府内の各地区会で開かれているようです。

今回は、そういった場合に燃料噴射波形が長くなっている事例を掲載します。イラストの上二つは、O2センサ(オギジニアリセンサ)が壊れかけというより、これで十分壊れていますが、その異常波形、そして、下二つは正常波形です。
O2センサ異常
車種の違う同じような事例をご覧いただくと、いずれも燃料噴射時間が長くなっていることがお判りかと思います。
O2センサ異常
この診断に使用したオシロスコープには、いわゆる「なぞり書き機能」がありますから、インジェクションのプランジャが異様な動き方をしていることがわかります。正常波形でもほんの少し、そう、0.2ms~0.3ms(10000分の2~3秒)の範囲で動いていますが、これはフィードバック制御による作動なので、正常であれば不可欠な動きです。

上の二つの事例はいずれも02センサ関連の故障ですが、エアフローメータの場合でも同様に噴射時間が約0.5ms(10000分の5秒)長くなるようですから、そのまま放っておくと燃費の悪化とエンジン不調は必至でしょう。

エンジンの三要素の内の二つ、良い火と良い混合気に関連する診断が、イグニッションアナライザとオシロスコープで楽になることは間違いありません。もちろん、スキャンツールも今や必需品となっています。自前ですべての整備機器を揃えるには、びっくりするほどに多くの資金が必要となりますから、八尾柏原地区会では会で機器を購入して貸し出しの形をとっています。素晴らしいことだと思います。

会員のみなさんには、是非ともそういう機器を利用して、ユーザーのためになる整備をすすめていかれることをお願いしたいと思います。

authorized by 浅田 純一
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