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今年最後のトラブルシューティング

平成14年式スズキMRワゴン(MF21S)、積算走行50400kmでアイドリング不調及び加速不良という故障にて、ご同業者さまよりのご依頼にて入庫されたものでございます。
MRワゴン
エンジンの3要素(良い火・良い圧縮・良い混合気)に沿って、故障診断いたしました。その前に、まず自己診断(セルフ・ダイアグノーシス)機能を利用いたしましての診断でございます。異常コードは発見されませんでした。

良い火・点火系統
イグニッション・コイル
まずは、診断しやすい点火系統よりの診断でございます。コイルを引き抜いてのシリンダバランステストを兼ねての点検を行いましたところ、1・2番を引き抜くとエンストいたしますが、3番を引き抜いても症状に変化はございませんでした。よって、3番に異常があることが確認できたということでございます。スパークプラグを目視点検いたしましたところ、やはり3番がくすぶっており、しかしながら、ガソリンで濡れているというオカシナものでございました。

オシロスコープを使用いたしました点火二次波形観測では、3番に燃料希薄がみとめられたとのことでございます。これはスパークプラグの目視点検とは相反するものでございます。混合気が希薄ならば、ガソリンで濡れていることはオカシイのでございますね。

良い圧縮・コンプレッションゲージ
コンプレッションゲージ
次に、エンジン本体の圧縮点検を行いましたが、どのシリンダにおきましても11kg/c㎡という正常値が測定されました。とりあえず、ピストン周りには異常はないようでございます。
バキュームゲージ
少しばかり前後いたしましたが、エンジンがかかっている際のバキュームゲージの針の振れはなく、ここでもエンジン本体に大きな異常がないことは察しがつくのだそうでございますが、一応手順に沿っての診断を進めなくてはなりません。

良い混合気・燃料供給
エンジン
ここまでの点検によりまして、概ね、フュエル・インジェクタに異常があると推測いたしましたゆえ、取り外して調べてみたところ、電気を供給いたしましても作動していないことが発見されました。しかも、燃料供給弁が少し開いた状態で固着しているというものでございました。一気に疑問は解消したのでございます。
フュエルインジェクタ
インジェクタは作動いたしておりませんが、燃料は撚圧がかかっている間中は垂れているということでございますゆえ、このような症状として現れていたのでございますね。インジェクタを新品に交換いたしましたら、トラブルは解消いたしました。

さて、平成26年のアサダ自動車の営業もそろそろ終了でございます。みなさま、本年は大変お世話になりました。殊に、この夏の切迫した危機に対しまして、多くのお客さまにお助けいただけましたこと、社員一同、心より感謝いたしております。わたくしめも今一度、心より御礼申し上げます。

来年もこれまで同様、ご贔屓賜りますようお願い申し上げます。 拝

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