お怒りごもっとも

「おやおや、また何かにお怒りでございますか?」
「これが怒らんといてられるか!」
「一体、どうなされたのでございますか?お聞きいたしましょう」
「大阪市の市長選挙に6億円かかるらしいな。途中で止めても半分はいるらしいやんけ」
「はい、そのように耳に入ってございますが、それがお怒りの原因でございますか?」
「そのことが直接やないんや。国政やろが市政やろがどんな選挙でも、投票所に市職員が朝から晩まで拘束されるのは解るが、その手当が一人一日4万円もあるらしいぞ。松原市でも今年は市会議員選挙があるやろ。職員に一日4万円やりすぎちゃうか!一日4万円も、それもぼーっと座っとるだけやないけえ。そんなアホな話があるか!」
「さようでございますか。それは少しばかり多すぎるようでございますね」
「大阪市職員は、橋下が選挙する言うとることを本音では喜んどるんちゃうか。ええバイトやぐらいに思とるに違いないど」
「確かに、一日座っているだけで4万円もいただけるアルバイトはなかなかございませんね。それもみなさまがお納めになられました税金よりの支出でございますね」
「そやぞ!みんな不景気でも頑張って税金納めとるんや。お前はそれでも笑とるんか。平和なヤツやな」
「いえいえ、これでも少しは憤りを感じているのでございますよ。今回は、あなたさまのお怒りもごもっともでございますね」
「手当みたいなもんやめて、代休取らせ、代休を!」
「はい、わたくしもそのように思います。松原市も議会にてご議論いただきとうございますね」
つづく・・・
役人天国
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