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産経新聞 社説

羽生金メダル 他者思う心の戴冠を祝う
 
 ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子で羽生結弦(ゆづる)が今大会日本初の金メダルを獲得した。歓喜の会見で羽生は「たくさんの方に支えられてここにいる。皆さんの思いを背負って表彰台に立てた」と語った。

 東日本大震災で仙台市の自宅が被災し、羽生も避難所生活を経験した。練習拠点は閉鎖された。「そんな場合ではないのではないか」と競技を続けることも迷った。やがて自身のスケートが皆を喜ばせることを知り、「皆さんにスケートをやらせてもらえている」と思うに至ったのだという。

 過酷な経験が19歳の羽生にそうした境地をもたらしたのだろう。羽生は必ず他者への感謝を語る。喜ぶ仙台市民や東北の人々をみると、日本の冬季五輪通算10個目の金メダルが、ひと際、意義深いものに思える。ソチの会場には「東北は君を支えている」と書かれた日の丸もあった。

 ソチ五輪のショートプログラムで羽生は完璧な演技で世界歴代最高の101・45点を記録した。

 それ以上に、フリーで冒頭の4回転ジャンプに失敗しながら最後まであきらめない演技を続けた精神面の成長がフィギュア日本男子初の金メダルを獲得させた。それは、震災以降に周囲の人々やコーチらと強めた絆が育んだ戴冠(たいかん)でもあったのだろう。

 羽生だけではない。

 ノルディック複合の個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗は、荻原健司、高橋大斗ら五輪の個人メダルに手が届かなかった先輩選手の名を挙げ、「彼らから多くのことを学んだ。人に恵まれている」と語った。

 五輪の表彰台こそ逃したが、スキージャンプ女子の第一人者、17歳の高梨沙羅は、ワールドカップで勝ち星を重ねるごとに、競技の振興に力を尽くした先輩女子ジャンパーへの感謝を口にする。

 大震災の年、サッカーの女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」も、被災者との連帯を強調するとともに、つらい時代を支えた代表OG選手の名を次々と挙げて感謝の言葉を継いだ。

 栄光は勝者のものである。ただ勝者は、一人でその栄光を得たわけではない。

 若きアスリートが口々に周囲や先輩への感謝を語る。その感謝の連鎖を、日本の伝統と呼んでもいいのではないか。

産経ニュースよりの引用でございます。

産経新聞では、社説を「主張」と題して掲載しています。

朝日新聞や毎日新聞、東京新聞には、決して書けない、いえ、我国の若者たちががんばっていることが悔しくて悔しくて書こうともしない”主張”でございますね。
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