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続・駆使して考える

すでに、佐藤さんが故障箇所を述べられましたのでお判りのように、トラブルの原因は燃料ポンプです。
燃圧計
調子のいい時は3キロある燃圧が、不調になると1キロ足らずまで落ちています。
燃圧異常
燃料ポンプはと言いますと、酷いもんです。何じゃこりゃ?って感じですね。錆び
フィルタが所々、汚濁物で詰まっています。これが燃圧の下がる要因ですが、根本的な原因は燃料タンク内にありました。聞くところによると、このキャリー、過去に燃料ポンプをユーザーが自分で交換したらしいですね。どんな経緯でそうしたのかは判りませんが、中古品での対応だったとのことです。タンクをちゃんと点検しておけば、結果は違ったかも知れないのに。
タンク内
とまあ、後は整備を待つばかりですが、今回のトラブルシューティングで改めて感じたことを書いておかないといけません。

昨日も書きましたが、故障診断に新鋭の診断機器を用いることは今のご時世、当然と言えば当然ですが、そこには盲点があることを忘れてはいけないということです。佐藤さんも新しい機器を手にされ、果敢に難解なトラブルに挑んでおられます。頭の下がる思いです。

ありがちなことですが、新しい機器を手に入れると、それを使ってスラスラと直してみたいという気持ちになることは確かです。イグニションアナライザやuScopeなど、今まで無かったものを使えば診断が楽になることは事実です。マニュアルにない故障診断も可能です。それも醍醐味ではあります。

しかし、最も大切なことは目の前にある故障、それは人間で言えば病気ですが、その治療に携る者として、血液検査の結果やレントゲン写真にばかり目を奪われることなく、対面する患者さんの顔色や姿勢、歩き方など、医師として診るべきことがあるはずです。最近の医者は、患者の方を向かず写真ばっかり見て話をするヤツもおりますが、我々もそんな風ではいけません。

見て、触って、聞いて、自分自身の整備士としてのキャリアを信じ、そこに新しい物を付け加えて総力を駆使する診断を心がけるべきではないでしょうか。自戒の念を込めて、この検証を終わります。

authorized by 浅田 純一
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