FC2ブログ

見極めは難しい

前回の記事で、一級整備士用の教科書にバキュームセンサとスロットルセンサの信号波形が出ていることを書きましたが、下の写真がその部分です。
一級テキスト
平成14年版 一級自動車整備士 エンジン電子制御装置 173頁 一部引用

2現象表示されており、上がバキュームセンサ、下がスロットルポジションセンサの信号波形です。この絵が載せられている教科書が平成14年7月初版です。前回の記事に掲載した拙著よりの引用部分ですが、自動車工学実践基礎シリーズ・2 オシロスコープの初版が平成14年11月なので、この一級のテキストからのパクリかと言われたこともありました。

自動車工学の実践基礎シリーズは、1、2を並行して書いておりましたし、その基礎シリーズ・1 始動・充電系統は、平成13年5月が初版です。私からすれば、この一級テキストの11頁に書かれている、サーミスタに直列されている抵抗R1の算出こそ、基礎シリーズ・1の41頁を参考にしたのではないかと思っているくらいなので、決して盗んだものではありません。

それに、私はISCV(当時盛隆)の作動状態を説明することが常でしたので、このように二度続けてアクセルを踏み込んだような波形をデータとして載せていません。もちろん、点検ということでは色々な作業はやっていますが、その辺は、実際に講習会などでするお話です。

ちょっと話がそれてしまいましたが、ここからが本番です(そんな大層な)。
清掃前
上のuScopeの波形は、バキュームセンサの信号波形です。整備前の波形です。症状は、定速走行後、信号などで停止した際にエンジンが震えるというものでした。ご想像通り、ISCVが設けられたバイパス通路が汚れたことで、スロットルバルブ全閉後の吸入空気量不足によるエンジン不調ですね。それほどほどに酷い詰まりではありませんでしたが、清掃後、波形にどういった変化が見られるでしょうか。

その波形が、これです。一見、どこに違いがあるのか?この様な極々小さな違いを見極めることが、こういったテスタを使用するために必要な診断技術と言えるかも知れません。
清掃後
「機器があれば便利」という程度の考えでは、それを備えただけ相応の整備は出来ないということですね。それだからこそ、有用な機器は出来るだけ備え、それを使って訓練しなければならないということになりますね(お金要るがな・・・)。

authorized by 浅田 純一
スポンサーサイト



管理人

わにまろ

わにまろ
”わにまろチャリティグッズ”のご購入ご協力をお願い申し上げます。売上金は全額「あしなが育英会」さまを通じまして東日本大震災の被災児童・生徒に送られます。是非ご協力くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

また、チームわにまろ基金では、資金的にご協力いただけるサポータさまからの募金をお願いいたしております。みなさまの温かいお心添えをお待ちいたしております。*「ゆうちょ」からご送金の場合 番号 14160 39441591 *他の金融機関からご送金の場合 店名 四一八(よんいちはち) 店番418 普通預金口座番号 3944159

口座名義はいずれも「チームわにまろありがと基金」でございます。

みなさまから頂戴いたしましたお金は、わにまろクリップの売上金全額とともに「あしなが育英会」さまを通じまして東日本大震災の被災児童・生徒に送らせていただきます。よろしくお願い申し上げます。拝

RSS
QRコード
QR
お客様累計
フリーエリア
目の見えない方・見えにくい方のための総合福祉施設「社会福祉法人日本ライトハウス」
最新記事
最新コメント
分類
月別アーカイブ
リンク
検索
最新トラックバック