この度の整備新商品
TOPPA-αでございますが、下にも記してございますように、この商品に対応すべく
新しい診断機も導入いたしております。その機能は非常に優れたものであることは事実でございます。
しかしながら、昨日の点検診断中に、とある項目におきまして最新機器では
OKと判断されたのではございますが、従来よりのサーキットテスタによる点検、もちろんそれは
熟練されたメカニックの”目”
に頼ることが大きいのではございますが、その数値変化を読み取る力が診断機を凌駕するということがございました。
この
TOPPA-α最大の利点は、現在、自動車整備の趨勢となっております
診断機頼りという”悪しき習慣”を払拭し、メカニックの診断技術を最大限に引き出せるというところにございます。
社長さまが日本の各地にて講習会の講師をお勤めになっておられました際にも、この診断機最優先の流れを憂慮されておられたようでございます。最新の診断機が必要であることは否めない真実でございますが、一様に、何もかも診断機が判断したことを鵜呑みにしているようでは、整備士は必要なくなるのでございます。今一度、
人間の力というものを見直さなければならない、その出発点が示す文字が
α・アルファなのでございます。
そして
αは、未知数を示すものであることも付け加えておかなければなりません。
TOPPA-αには、幾つかの深い意味と未来への希望が託されているのでございます。
TOPPAが生み出した、最初の大切な子なのでございます。
進化論